昔染め(読み)ムカシゾメ

デジタル大辞泉 「昔染め」の意味・読み・例文・類語

むかし‐ぞめ【昔染め】

ずっと以前に染めたもの。また、昔風の染め模様
茜縁あかねべり蚊屋かや、―のかづき」〈浮・五人女・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「昔染め」の意味・読み・例文・類語

むかし‐ぞめ【昔染】

  1. 〘 名詞 〙 久しい以前に染めたもの。また、昔風の染め模様。流行おくれの染め模様。
    1. [初出の実例]「むかし染(ソメ)のかつき、取あつめて物数廿三」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

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