春光院(読み)しゅんこういん

精選版 日本国語大辞典 「春光院」の意味・読み・例文・類語

しゅんこう‐いんシュンクヮウヰン【春光院】

  1. 京都市右京区花園妙心寺町にある妙心寺の塔頭(たっちゅう)一つ。天正一八年(一五九〇堀尾吉晴創建南蛮寺の銅鐘(国重文)を所蔵する。

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世界大百科事典(旧版)内の春光院の言及

【妙心寺】より

…天球院の本堂(1635,重要文化財)には同時期の伝狩野山楽筆障壁画(重要文化財)152面があり,豪壮な桃山絵画が江戸期に入って穏やかな作風に変わっていく過渡期の優品。他に春光院の銅鐘(1577,重要文化財)はもと南蛮寺のものでイエズス会の徽章があり,春浦院の《福富草紙》(室町,重要文化財),東海庵の《瀟湘八景図》(伝元信筆,室町,重要文化財),竜泉庵の《猿猴図》(長谷川等伯筆,桃山,重要文化財)などが著名。【谷 直樹】。…

※「春光院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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