是沢恭三(読み)コレサワ キョウゾウ

20世紀日本人名事典 「是沢恭三」の解説

是沢 恭三
コレサワ キョウゾウ

昭和期の日本史研究者 元・淑徳大学社会福祉学部教授;元・文部省文化財保護委員会美術工芸課調査官。



生年
明治27(1894)年12月26日

没年
平成3(1991)年2月9日

出生地
愛媛県西宇和郡神山村(現・八幡浜市)

別名
号=菁蔓(セイマン)

学歴〔年〕
国学院大学文学部国史科〔大正9年〕卒

学位〔年〕
文学博士

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章,勲三等瑞宝章

経歴
大正10年宮内省図書寮に入り、編修官補、編修官を歴任。昭和22年国立博物館(現・東京国立博物館)に移り、25年文部省文化財保護委員会美術工芸課書跡調査担当、35年定年退官。社寺の文化財調査などを行う。41〜45年淑徳大学社会福祉学部教授。著書に「重要文化財会津塔寺八幡宮長帳」「見ぬ世の友」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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