デジタル大辞泉
「是非も知らず」の意味・読み・例文・類語
是非も知ら◦ず
何もわきまえず。我を忘れて夢中になって。
「見るままに―◦ず、臥しまろびて、拝み入りて」〈宇治拾遺・一〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぜひ【是非】 も 知(し)らず
夢中になって我を忘れる。
前後の
見境もない。何もかまわない。
※
堤中納言(11C中‐13C頃)は
いずみ「鏡も見ずうちさうぞきて女は『「そこにてしばし。な入り給ひそ」と言へ』とてぜひもしらずきしつくるほどに」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報