是非も知らず(読み)ゼヒモシラズ

デジタル大辞泉 「是非も知らず」の意味・読み・例文・類語

是非ぜひら◦ず

何もわきまえず。我を忘れて夢中になって。
「見るままに―◦ず、しまろびて、拝み入りて」〈宇治拾遺・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「是非も知らず」の意味・読み・例文・類語

ぜひ【是非】 も 知(し)らず

  1. 夢中になって我を忘れる。前後見境もない。何もかまわない。
    1. [初出の実例]「鏡も見ずうちさうぞきて女は『「そこにてしばし。な入り給ひそ」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)はいずみ)

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