見境(読み)ミサカイ

デジタル大辞泉 「見境」の意味・読み・例文・類語

み‐さかい〔‐さかひ〕【見境】

物事の見分け。善悪などの判別識別。「前後見境もなく行動する」
[類語]見分け文目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見境」の意味・読み・例文・類語

み‐さかい ‥さかひ【見境】

〘名〙 物事の区別。善悪や良し悪しの判別。識別。弁別。みわけ。みさかえ。
歌舞伎独道中五十三駅(1827)三幕「酒にかけちゃア親子の見界(ミサカヒ)はない」

み‐さか・う ‥さかふ【見境】

〘他ハ下二〙 見て区別する。はっきりと見分ける。識別する。
甲陽軍鑑(17C初)品四〇下「敵味方を見さかへず、切つ、つきつする物なれば」

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