時ぞともなし(読み)トキゾトモナシ

デジタル大辞泉 「時ぞともなし」の意味・読み・例文・類語

ときぞともな・し

いつという定まった時もない。いつも。年がら年じゅう。
「いたづらに雲ゐる山の松の葉の―・き五月雨の空」〈玉葉集・夏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時ぞともなし」の意味・読み・例文・類語

とき【時】 ぞ ともなし

  1. いつともきまっていない。定まっている時がない。いつも。
    1. [初出の実例]「春日野の浅茅が原におくれ居て時其友無(ときそともなし)吾が恋ふらくは」(出典万葉集(8C後)一二・三一九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む