デジタル大辞泉 「時となく」の意味・読み・例文・類語 時ときとなく いつという時を定めず。常に。ひっきりなしに。「忘れ草我が紐に付く―思ひ渡れば生けりともなし」〈万・三〇六〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「時となく」の意味・読み・例文・類語 とき【時】 と なく いつと定まった時もなく。いつと時間もきめずに。いつともなく。いつも。つねに。ときともなしに。[初出の実例]「男神(ひこかみ)も 許し賜ひ 女神(ひめかみ)も ちはひ給ひて 時登無(ときトなく) 雲居雨降る 筑波嶺を」(出典:万葉集(8C後)九・一七五三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例