精選版 日本国語大辞典 「時の用」の意味・読み・例文・類語
とき【時】 の 用(よう)
- ① さしあたっての用事。さしせまった場合。急を要する時。
- [初出の実例]「はれ客来の時に調菜御ぜんにそなゆてときの用のたすけになさるるぞ」(出典:玉塵抄(1563)二)
- ② さしせまった場合に役にたつこと。
- [初出の実例]「若いうち習った笛が時の要」(出典:人情本・寝覚之繰言(1829‐30)一一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...