時蕎麦(読み)トキソバ

デジタル大辞泉 「時蕎麦」の意味・読み・例文・類語

ときそば【時蕎麦】

古典落語蕎麦の代金16文を時刻をたずねながら1文ごまかした人を見て、ある男が真似をするが、逆に多く数えて4文損をしてしまう話。
[補説]上方落語では「時うどん」の名で演じられる。

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精選版 日本国語大辞典 「時蕎麦」の意味・読み・例文・類語

ときそば【時蕎麦】

  1. 落語。上方落語「時うどん」を三代目柳家小さんが改作したもの。そば代を払いながら時刻を聞いて数をごまかすのを見た与太郎がまねをするが、逆に多く数え損をする話。さげは、しこみ落ちとまぬけ落ちを兼ねる。

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