ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「晩発効果」の意味・わかりやすい解説 晩発効果ばんぱつこうかlate effect 放射線による生物学的効果のうち,被ばく後かなりの期間を経てその症状が現れるもの。たとえば,癌,白内障などは数十年の潜伏期間を経て初めてその症状が現れることがある。これに対して造血器官障害などは被ばく直後に発生し,急性障害といわれる。晩発効果には発生のしきい値が存在しないとされている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by