晴乃ピーチク(読み)ハルノ ピーチク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「晴乃ピーチク」の解説

晴乃 ピーチク
ハルノ ピーチク


職業
漫才師 タレント

本名
直井 利博(ナオイ トシヒロ)

別名
芸名=直井 オサム

生年月日
大正14年 9月28日

出生地
群馬県

経歴
榎本健一、古川緑波に憧れて芸能界に入り、昭和28年直井オサムの芸名で大沢ミツルとコンビを組み漫才界にデビュー。36年には晴乃ピーチクを名乗り、パーチクの大沢と晴乃ピーチク・パーチクで活動、“見たかや聞いたかや”のギャグで人気を博す。48年にコンビ解消。その後、即興で客の顔を描く似顔絵漫談に転じ、平成2年の公演で芸術祭賞を受賞。高座の活動を続けながらドラマや浅草軽演劇にも出演。一方、68歳の頃から油絵を学び始め、11年二科展初出品で初入選。14年4年連続入選を果たした。

受賞
NHK漫才コンクール第1位,芸術祭賞(演芸部門)〔平成2年〕

没年月日
平成19年 10月23日 (2007年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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