大沢(読み)たいたく

精選版 日本国語大辞典 「大沢」の意味・読み・例文・類語

たい‐たく【大沢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だいたく」とも ) 大きな沢(さわ)
    1. [初出の実例]「皆よき事と思ひとるならば大沢に堕入べし」(出典:俳諧・蓼すり古義(1771))
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送孔巣父謝病帰遊江東兼呈李白〕

おおさわおほさは【大沢】

  1. 栃木県今市市の地名日光街道の徳次郎(宇都宮)と今市の間にあった旧宿駅。

おおさわおほさは【大沢】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「大沢」の読み・字形・画数・意味

【大沢】だいたく

大きな沢。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大沢の言及

【越谷[市]】より

…埼玉県南東部の市。1954年越ヶ谷,大沢の2町と桜井ほか7村が合体して越谷町となり,58年市制。人口29万8253(1995)。…

【松崎[町]】より

…北から松崎,岩地,石部,雲見の各漁港がある。雲見の千貫門をはじめ海食崖や海食洞など変化に富む伊豆西南海岸は国の名勝に指定され,松崎温泉(セッコウ泉,ボウ硝泉,57℃),雲見温泉(純食塩泉,38℃),岩地温泉(純食塩泉,50℃),大沢温泉(単純泉,セッコウ泉,55℃)などもある。国道136号線が通じ,旅館,民宿が多い。…

【富士山】より

…貞観年間の噴火をはじめ,有史以来のおもな活動はすべて側火山でおこっており,山麓の地形の形成にも大きくかかわった。なお富士山はすでに開析期に入り,大沢や吉田大沢など多くのほぼ直線状の放射谷が山腹を刻み始めている。とくに西斜面の大沢(大沢崩れ)は長さ約10km,幅300~500mにわたる長大な谷で,岩石の崩壊は約1000年前から始まったとされており,現在も幅が広がりつつある。…

※「大沢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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