大沢(読み)たいたく

精選版 日本国語大辞典 「大沢」の意味・読み・例文・類語

たい‐たく【大沢】

〘名〙 (「だいたく」とも) 大きな沢(さわ)
※俳諧・蓼すり古義(1771)「皆よき事と思ひとるならば大沢に堕入べし」 〔杜甫‐送孔巣父謝病帰遊江東兼呈李白〕

おおさわ おほさは【大沢】

栃木県今市市の地名日光街道の徳次郎(宇都宮)と今市の間にあった旧宿駅。

おおさわ おほさは【大沢】

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普及版 字通 「大沢」の読み・字形・画数・意味

【大沢】だいたく

大きな沢。

字通「大」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の大沢の言及

【富士山】より

…貞観年間の噴火をはじめ,有史以来のおもな活動はすべて側火山でおこっており,山麓の地形の形成にも大きくかかわった。なお富士山はすでに開析期に入り,大沢や吉田大沢など多くのほぼ直線状の放射谷が山腹を刻み始めている。とくに西斜面の大沢(大沢崩れ)は長さ約10km,幅300~500mにわたる長大な谷で,岩石の崩壊は約1000年前から始まったとされており,現在も幅が広がりつつある。…

※「大沢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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