晴所(読み)はれどころ

精選版 日本国語大辞典 「晴所」の意味・読み・例文・類語

はれ‐どころ【晴所】

  1. 〘 名詞 〙 はれがましい場所公式の場所。はれ。
    1. [初出の実例]「大磯のはれ所、大名まじりに祐成様、怯めもせず引けもせず」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)紋尽し)

はるけ‐どころ【晴所】

  1. 〘 名詞 〙 気持などが晴れるところ。気晴らしとなる点。
    1. [初出の実例]「すこし、物思の、はるけところある心地し給」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android