曇懸(読み)くもりかかり

精選版 日本国語大辞典 「曇懸」の意味・読み・例文・類語

くもり‐かかり【曇懸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 空に雲がかかること。また、その雲。
    1. [初出の実例]「青天白日一点の曇り㝵りも無いに雷電霹靂発動して」(出典:足利本人天眼目抄(1471‐73)下)
  3. 疑われたり怪しまれたりすること。疑わしい点や怪しい点。嫌疑疑惑。くもりかすみ。
    1. [初出の実例]「くもりかかりのないうへで、こよひのうちに身うけしよふ」(出典:洒落本・酒徒雅(1803))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む