曲渕村(読み)まがりふちむら

日本歴史地名大系 「曲渕村」の解説

曲渕村
まがりふちむら

[現在地名]三条市曲渕一―三丁目・東新保ひがししんぼ・曲渕

五十嵐いからし川下流左岸に位置し、西は新保しんぼ村、東は諏訪すわ新田、北は五十嵐川を隔てて田島たじま村。天正五年(一五七七)の三条衆給分帳(市川浩一郎氏蔵)に長井喜兵衛知行分として「曲渕」が記される。慶長三年(一五九八)新発田藩領となり、当時の御領内高付帳(新発田市史資料)で四三〇石七斗余。同一〇年の給知方村々高目録(同資料)では毛付一九四石・荒一八四石七斗余。また同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)によると、炉役一石二斗五升が八軒に課されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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