田島(読み)たじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

田島
たじま

福島県南西部,南会津町東部の旧町域。大川上流部に位置する。 1896年町制。 1955年檜沢村,荒海村と合体。 2006年舘岩村,伊南村,南郷村と合体して南会津町となった。会津西街道の宿場町,中世末には鴫山城 (しぎやまじょう) の城下町として発展。寛永年間 (1624~44) に幕府直轄地となり,代官陣屋が置かれた。南会津地方の行政・商業の中心地。大部分が山地で,かつては用材の集散地であった。おもに花卉やアスパラガスなどの野菜の栽培が行なわれる。国の天然記念物の駒止湿原 (こまどしつげん) がある。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

たじま【田島】

福島の日本酒。酒名は、創業地の旧称「田島」に由来。精米歩合35%で仕込み、低温発酵させた大吟醸酒。平成22、23年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦。仕込み水は蔵内の自家井戸水。蔵元の「会津酒造」は元禄年間(1688~1704)創業。所在地は南会津郡南会津町永田字穴沢。

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デジタル大辞泉プラスの解説

田島

長崎県西海市西彼町、亀浦郷の恵比須鼻北東に位置する無人島。1970年竣工の田島灯台がある。

田島

広島県福山市、沼隈半島の南西に位置する島。面積約8.59平方キロメートル。内海大橋で本土と結ばれており、西方横島とも睦橋で結ばれている。島東部に「クレセントビーチ」と呼ばれる三日月形の美しい砂浜があり、海水浴の好適地。

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日本の地名がわかる事典の解説

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

田島
たじま

福島県南西部、南会津郡にあった旧町名(田島町(まち))。現在は南会津町の東部を占める地域。阿賀川(あががわ)(大川)の上流域を占める。旧田島町は、1896年(明治29)町制施行。1955年(昭和30)檜沢(ひざわ)、荒海(あらかい)の2村と合併。2006年(平成18)舘岩(たていわ)、伊南(いな)、南郷の3村と合併して南会津町となった。会津鉄道、野岩鉄道(やがんてつどう)、国道121号、289号、352号、400号などが通じる。古代長江郷(ごう)、中世長江荘(しょう)の地。江戸時代は南山御蔵(みなみやまおくら)入りと称する幕府領の一部であった。中心の田島は、阿賀川上流の檜沢川と荒海川が会合する地にあり、下野(しもつけ)街道(南山通り、現、国道121号)の宿駅で、駒止峠(こまどとうげ)を越えて南山の西部ともつながった。また幕府の田島代官所が置かれた。付近には、中世の鴫山城(しぎやまじょう)跡があり、現在も県の合同庁舎が置かれている。地域の大部分は山地で、特別豪雪地帯に指定されている。葉タバコ、トマト、キノコ、ブドウ栽培が行われる。また、自動車部品、機械、光学器械などの工場がある。昭和村にまたがる駒止湿原は国の天然記念物。旧南会津郡役所は県の重要文化財。田出宇賀(たでうが)、熊野両神社の祇園祭のおとうや行事(ぎおんさいのおとうやぎょうじ)は国の重要無形民俗文化財に指定されている。[安田初雄]
『室井康弘編『田島の歴史』(1961・田島町) ▽『田島町史』全11冊(1977~1992・田島町)』

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世界大百科事典内の田島の言及

【玄海[町]】より

…南西部は釣川が北流して玄界灘に注ぎ,これに沿って耕地が開けている。田島には海上守護の神として知られる宗像大社の辺津(へつ)宮,同社の神宮寺であった鎮国寺などがある。農漁業を主体とし,農業では,米のほか果樹,野菜,花卉栽培が盛んで,イチゴが特産である。…

※「田島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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