書き止す(読み)カキサス

デジタル大辞泉 「書き止す」の意味・読み・例文・類語

かき‐さ・す【書き止す】

[動サ五(四)]書くことを途中でやめる。「―・したままの原稿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書き止す」の意味・読み・例文・類語

かき‐さ・す【書止】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「さす」はある動作を中止する意 ) 書いていて途中でやめる。途中まで書く。
    1. [初出の実例]「やもめずみしたる男の、ふみかきさして」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android