書潰(読み)かきつぶし

精選版 日本国語大辞典 「書潰」の意味・読み・例文・類語

かき‐つぶし【書潰】

  1. 〘 名詞 〙 書き誤ったり、気に入らなかったりして、不用にした書画の類。
    1. [初出の実例]「刻苦の跡いちじるしく、台の書(カ)きつぶし淵腰のわり模様」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android