曽我鍛(読み)ソガ キタエ

20世紀日本人名事典 「曽我鍛」の解説

曽我 鍛
ソガ キタエ

大正・昭和期の郷土史家,新聞記者



生年
明治12(1879)年7月15日

没年
昭和34(1959)年12月28日

出生地
愛媛県西宇和郡布喜川村(現・三瓶町)

別名
号=正堂,黄塔

学歴〔年〕
早稲田大学文学部〔明治37年〕

経歴
新聞界に入り、大正2年「伊予日々新聞」主筆や8年「大坂毎日新聞」松山通信部主任を歴任。昭和8年には同新聞松山支局長に就任し、9年に退職。他方、愛媛県の郷土史研究にも従事し、大正3年から昭和20年までの約30年に渡って「伊予史談」編集主任を務め、大正11年からは「予陽叢書」全9巻の編集・刊行にも携わった(昭和13年に完結)。昭和11年から「愛媛文化」の編集・発行に当たり、戦後は西宇和郡双岩村民生委員や同村農地委員長などを務めた。著書に「正岡子規伝」「井上要翁伝」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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