曾万布村(読み)そんぼむら

日本歴史地名大系 「曾万布村」の解説

曾万布村
そんぼむら

[現在地名]福井市曾万布町

足羽(あすわ)川右岸に近い平野に位置する。古くは曾万布庄の地。近年曾万布遺跡も発見されて、開発の古い集落であることが立証された。地籍図によれば、村内東方から北および西方一帯に条里制の遺構が認められ、一(いち)の坪(つぼ)の字名も残る。正保郷帳によると田方七三九石余・畠方二八石余。福井藩領で、文政六年(一八二三)の給人地方渡名寄帳によれば狛帯刀の知行一一五石余のほかは、福井城下運正(うんしよう)寺・孝顕(こうけん)寺の各三〇〇石、松岡天竜(まつおかてんりゆう)寺(現吉田郡松岡町)の三二石余、同吉祥(きつしよう)院二〇石の福井藩主ゆかりの寺領で占められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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