曾比村(読み)そびむら

日本歴史地名大系 「曾比村」の解説

曾比村
そびむら

[現在地名]小田原市曾比

東端を酒匂さかわ川、中央を仙了せんりよう川が流れ、足柄上あしがらかみ郡に属した。南は栢山かやま村、西は竹松たけまつ(現南足柄市)、北は吉田島よしだじま(現足柄上郡開成町)と接する。「鎌倉大草紙」に、武田信長が結城合戦の賞として「曾比、千津嶋を拝領」とある。「風土記稿」によれば、水害によって荒廃し、永禄期(一五五八―七〇)庄左衛門家の祖剣持宗般が再開発したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む