コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鎌倉大草紙 かまくらおおぞうし

3件 の用語解説(鎌倉大草紙の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鎌倉大草紙
かまくらおおぞうし

太平後記』ともいう。史書。3巻。作者,成立年未詳。天授5=康暦1 (1379) 年から文明 11 (1479) 年の間における鎌倉公方関東管領を中心に,関東の政治的事件を編年体に記したもの。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

かまくらおおぞうし【鎌倉大草紙】

室町時代の戦記。3巻。異称《太平後記》。1379年(天授5∥康暦1)の上杉憲春諫死(かんし)から1479年(文明11)の太田道灌臼井城攻略までの,約100年間にわたる関東の動静を記すが,応永末年から1439年(永享11)までの記事を欠いている。作者,成立年代ともに不詳であるが,歌人東常縁の系統をひく者の作とする説もあり,歌学・文学史研究の好史料でもある。《改訂史籍集覧》《群書類従》所収。【外岡 慎一郎】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鎌倉大草紙
かまくらおおぞうし

室町時代の合戦記。『太平後記』ともいわれる。全3巻。著者は東常縁(とうつねより)の流れをくむ歌人とする説もあるが未詳。成立年代も不詳であるが、戦国期から近世初頭とされている。1379年(天授5・康暦1)より1479年(文明11)までの100年間の関東の政治動向を各年ごとに記したものである。関東における南朝の活動、鎌倉公方(くぼう)の動き、上杉・千葉・結城(ゆうき)氏らの対立・抗争、鎌倉府内の対立から起こった上杉禅秀(ぜんしゅう)の乱、将軍と鎌倉公方の確執から始まった永享(えいきょう)の乱、さらには結城合戦などの内乱が扱われており、15世紀における東国の政治情勢を知るうえで重要なものである。『改定史籍集覧』、『群書類従』合戦部所収。[伊藤喜良]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

鎌倉大草紙の関連キーワード応仁記和玉篇運歩色葉集後記大灯語録蝶の戦記顕国(3代)意雲宗観(1)《太平後記》

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone