精選版 日本国語大辞典 「最かく」の意味・読み・例文・類語
いと【最】 かく
- 「いと」の②の(イ)(ロ)の一用法。まったくこのように。ただこれぐらいで。まさかこのように。こうまで(…しない方がよい)。
- [初出の実例]「忘草たねとらましをあふことのいとかくかたきものとしりせば〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七六五)
- 「いとかくなおぼしめしそ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)峰の月)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...