最大効率産出量(読み)さいだいこうりつさんしゅつりょう(その他表記)maximum efficient rate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最大効率産出量」の意味・わかりやすい解説

最大効率産出量
さいだいこうりつさんしゅつりょう
maximum efficient rate

最終累計生産量最大にするよう,技術的に可能なかぎり効果的に油層中の原油を採収したときの産出レートで,MERとも略称される。採油井から原油を無計画に採収すると,油層圧の急激な低下などにより最終的に回収可能量をかなり下回る生産量しか得られないおそれがある。そのため,一般に坑底圧,ガス油比などを測定しながら,理論的経験的に最高の効率で生産できるよう最大効率産出量を定め,生産計画作成の一つの基本的指標としている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む