最重(読み)さいじゅう

精選版 日本国語大辞典 「最重」の意味・読み・例文・類語

さい‐じゅう‥ヂュウ【最重】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 最も重要であること。また、そのようなさま。
    1. [初出の実例]「皇帝以大林禅師徳望最重、擢為住持」(出典:東海一漚集(1375頃)二・仏心大林住南禅江湖疎)
    2. 「亡国といふことは国家にとっては最大最重(サイヂュウ)問題である」(出典:裸に虱なし(1920)〈宮武外骨〉亡国論は愛国論なり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android