月の霜(読み)ツキノシモ

デジタル大辞泉 「月の霜」の意味・読み・例文・類語

つき‐の‐しも【月の霜】

月光がさえ渡り地上を白く照らすのを、霜にたとえた語。
「こよひかく眺むる袖の露けきは―をや秋と見つらむ」〈後撰・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「月の霜」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 の 霜(しも)

  1. 月の光が白くさえ渡って照っているさまを、霜にたとえていう語。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「今夜かくなかむる袖のつゆけきは月の霜をや秋とみつらん〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)夏・二一四)

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