月ヶ谷村(読み)わちがやむら

日本歴史地名大系 「月ヶ谷村」の解説

月ヶ谷村
わちがやむら

[現在地名]豊橋市嵩山すせ

嵩山村と長楽ながら村の中間、本坂道の北に位置する。天文二四年(一五五五)の戸田伝十郎宛今川義元宛行状(古簡雑載)に「参州吉田領月谷郷」とみえる。三河国吉田領人馬役割帳(島原市本光寺蔵)に載る慶長九年(一六〇四)の検地高は二二〇石余、うち若王子領二石・万福寺領二石。寛文三年(一六六三)から元禄一〇年(一六九七)まで旗本小笠原外記領のほかは常に吉田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android