月亭可朝(読み)つきてい かちょう

知恵蔵mini 「月亭可朝」の解説

月亭可朝

落語家漫談家。1938年に神奈川県で生まれ、幼少期に大阪へ転居した。本名は鈴木傑(すずき まさる)。58年、上方落語の三代目林家染丸に入門するが、後に桂米朝一門に移り、桂小米朝を名乗った。68年、途絶えていた月亭の亭号を継いで初代月亭可朝となった。古典落語算段の平兵衛」などを得意としたほか、ギターの弾き語りによる漫談でも人気を集めた。69年にはコミックソング「嘆きのボイン」が大ヒット。直弟子に月亭八方ら、孫弟子に八光、方正らがいる。2018年3月28日に80歳で死去した。

(2018-4-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

367日誕生日大事典 「月亭可朝」の解説

月亭 可朝 (つきてい かちょう)

生年月日:1938年3月10日
昭和時代;平成時代の落語家

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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