月日の鼠(読み)ツキヒノネズミ

デジタル大辞泉 「月日の鼠」の意味・読み・例文・類語

つきひ‐の‐ねずみ【月日の×鼠】

月の鼠」に同じ。
「―の口騒がしき観を凝らしつつ」〈盛衰記・四八〉

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精選版 日本国語大辞典 「月日の鼠」の意味・読み・例文・類語

つきひ【月日】 の 鼠(ねずみ)

  1. つき(月)の鼠
    1. [初出の実例]「此の世は仮りの宿なれば、屠所の羊の足早き思ひをなし、月日の鼠(ネズミ)の口騒がしき観を凝らしつつ」(出典源平盛衰記(14C前)四八)

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