有て無かし物(読み)あってなかしもの

精選版 日本国語大辞典 「有て無かし物」の意味・読み・例文・類語

あっ【有】 て 無(な)かし物(もの)

  1. ( 「無かし」は「無かりし」の変化した「無かっし」の促音が表記されなかった形 ) あっても、ないに等しいもの。あるとは名ばかりのもの。あってなしもの。あるなしもの。
    1. [初出の実例]「外戚の権威を好古にとられ主人は有ってなかし物」(出典:浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑(1734)二)

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