有も有らず(読み)ありもあらず

精選版 日本国語大辞典 「有も有らず」の意味・読み・例文・類語

あり【有】 も 有(あ)らず

  1. ( 「あらず」を強調した表現。「ありても」と「て」がはいることもある ) ありもしない。全く違っている。
    1. [初出の実例]「近江とて瀬田とて来ればありもあらず」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)
    2. 「ありもあらぬものを板本にしたりと見へて、大分に落たる処もあり」(出典:随筆・槐記‐享保一一年(1726)一二月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む