有りいす(読み)ありいす

精選版 日本国語大辞典 「有りいす」の意味・読み・例文・類語

あり‐・いす【有いす】

  1. 〘 連語 〙 遊里語。「あります」の変化した語。「ある」の丁寧表現。ありんす。
  2. 「あり」が「存在する」意の場合。
    1. [初出の実例]「それにかまひなんす事はありいすまひ」(出典:洒落本・契情買虎之巻(1778)四)
  3. 「あり」が補助動詞の場合。
    1. [初出の実例]「そりゃアねづみとり薬じゃアありいせぬかへ」(出典:洒落本・契情買虎之巻(1778)四)

有りいすの補助注記

「ありやす」の変化した語とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む