有りいす(読み)ありいす

精選版 日本国語大辞典 「有りいす」の意味・読み・例文・類語

あり‐・いす【有いす】

  1. 〘 連語 〙 遊里語。「あります」の変化した語。「ある」の丁寧表現。ありんす。
  2. 「あり」が「存在する」意の場合。
    1. [初出の実例]「それにかまひなんす事はありいすまひ」(出典:洒落本・契情買虎之巻(1778)四)
  3. 「あり」が補助動詞の場合。
    1. [初出の実例]「そりゃアねづみとり薬じゃアありいせぬかへ」(出典:洒落本・契情買虎之巻(1778)四)

有りいすの補助注記

「ありやす」の変化した語とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む