有る無し(読み)あるなし

精選版 日本国語大辞典 「有る無し」の意味・読み・例文・類語

ある‐な・し【有無】

  1. 〘 連語 〙 ( 「ある」は「あること」で、「あることがない」の意 ) ない。あり得ない。あるわけもない。
    1. [初出の実例]「是御叶へなくば今も有なしといへば」(出典:浮世草子・浮世栄花一代男(1693)三)
    2. 「新聞紙を奪ひ読むこと再三、治癒の句を探ると雖ども絶て有るなし」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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