日本歴史地名大系 「望月新町」の解説 望月新町もちづきしんまち 長野県:北佐久郡望月町望月新町[現在地名]望月町望月近世初頭の新田村。寛永一二年(一六三五)松平忠憲が望月村へ申し渡した新田開発状(大森家文書)に「望月村新町共ニ 庄や惣百姓中」とあるから当時既に新田村としての形態を整えつつあったのであろう。元禄一六年(一七〇三)牧野康重新知郷村引渡証文(牧野一郎氏蔵)には七五石、家数二四とあり、幕末まで一貫して小諸(こもろ)領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報