精選版 日本国語大辞典 「朝日隠」の意味・読み・例文・類語
あさひ‐がくれ【朝日隠】
- 〘 名詞 〙
- ① 朝日が雲などに隠れて見えなくなること。
- ② 朝日が照らさないこと。また、そういう所。
- [初出の実例]「消え残る朝日がくれの白雪は去年のかたみをたたぬなりけり〈藤原公実〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)春)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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