朝立つ(読み)アサダツ

デジタル大辞泉 「朝立つ」の意味・読み・例文・類語

あさ‐だ・つ【朝立つ】

[動タ四]朝早く旅立つ。
旅衣―・つ人はたゆむなり霧に曇れる明け暮れの空」〈風雅・旅〉

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精選版 日本国語大辞典 「朝立つ」の意味・読み・例文・類語

あさ‐だ・つ【朝立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
  2. 朝早く旅に出立する。また、鳥などが、朝早く飛び立って行く。
    1. [初出の実例]「群鳥(むらとり)の安佐太知(アサダチ)いにし君が上はさやかに聞きつ思ひしごとく」(出典万葉集(8C後)二〇・四四七四)
  3. 朝になり始める。明けそめる。

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