朝鮮狼(読み)ちょうせんおおかみ

精選版 日本国語大辞典 「朝鮮狼」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐おおかみテウセンおほかみ【朝鮮狼】

  1. 〘 名詞 〙 オオカミの一亜種。朝鮮半島中北部から中国チベットにすむ。体長一三〇センチメートルほどのやや小型で、体色灰黄色をし、背に黒色帯があり、尾の先が黒い。チベットオオカミ

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世界大百科事典(旧版)内の朝鮮狼の言及

【オオカミ(狼)】より

…アラビア北部,イラク,インド北部のインドオオカミC.l.pallipesはやや大きく肩高60~72cm,体側の毛は3cm前後に達する。天山,チベット,ヒマラヤから中国,朝鮮半島,ウスリーまで分布するチベットオオカミ(チョウセンオオカミ,ヌクテイ)C.l.chancoは,中型で肩高62~76cm,体側の毛は4~6cm,肩の毛は12cmに達する。毛色はふつう灰黄褐色であるが黒色の個体もまれでない。…

※「朝鮮狼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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