朝鮮通信符(読み)ちょうせんつうしんふ

旺文社日本史事典 三訂版 「朝鮮通信符」の解説

朝鮮通信符
ちょうせんつうしんふ

室町時代,日朝貿易で私貿易船と区別するために用いられた勘合
15世紀,朝鮮世宗のとき,日明貿易の勘合にならって作製し,切半して左半を朝鮮に保管し,右半を日本に贈った。大内氏に贈られた銅製通信符(縦5.4㎝,横1.6㎝)が毛利家に現存する。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む