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通信符 つうしんふ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

通信符
つうしんふ

日本と朝鮮間の交通で行われた勘合符をいう。日鮮交通・貿易体制は,15世紀のなかばに完成するが,その統制策の一つとして,通信符の制度が案出された。その目的は,朝鮮に渡航する者がしばしば日本国王 (将軍) または巨酋 (管領や有力守護大名 ) の使者と詐称する場合があったので,これを防ぐためである。これに2種類があり,1つは日本国王に贈られた象牙製の通信符で,もう1つは,現在毛利家に伝来する大内氏に贈られた銅製の通信符である。これを半截して,右符が与えられ,左符が朝鮮に保管されて勘合のためにそなえられた。 (→日鮮貿易 )

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