朦朧組(読み)もうろうぐみ

精選版 日本国語大辞典 「朦朧組」の意味・読み・例文・類語

もうろう‐ぐみ【朦朧組】

  1. 〘 名詞 〙 正直に見せかけて、不正を行なう仲間車夫に多かった。
    1. [初出の実例]「浅草吉原辺には朦朧組(モウロウグミ)などと唱ふる悪車夫団結して」(出典風俗画報‐一〇六号(1896)人事門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android