木の葉曇る(読み)コノハグモル

デジタル大辞泉 「木の葉曇る」の意味・読み・例文・類語

このは‐ぐも・る【木の葉曇る】

[動ラ四]木の葉に遮られて暗くなる。
「吹き払ふ嵐の後の高嶺より―・らで月や出づらむ」〈新古今・冬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木の葉曇る」の意味・読み・例文・類語

このは‐ぐも・る【木葉曇】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 太陽や月の光が木の葉の繁みのためにさえぎられて暗くなる。
    1. [初出の実例]「吹きはらふ嵐の後の高ねより木の葉くもらで月や出づらん〈宜秋門院丹後〉」(出典:新古今和歌集(1205)冬・五九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む