木下弥八郎(読み)きのした やはちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下弥八郎」の解説

木下弥八郎 きのした-やはちろう

?-? 江戸時代後期の武士
但馬(たじま)(兵庫県)豊岡藩家老。水戸でまなび,天保(てんぽう)4年(1833)藩校稽古堂をひらく。文久3年生野の変に際し,尊攘(そんじょう)派追討の幕命をうけたが兵をすすめず,平野国臣(くにおみ)らの逃走を援助する。変後,責めが藩主におよぶのをおそれ家老を辞任した。のち文武局総裁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android