但馬(読み)タジマ

精選版 日本国語大辞典 「但馬」の意味・読み・例文・類語

たじまたぢま【但馬】

  1. 山陰道八か国の一つ。大化改新で一国となる。鎌倉南北朝時代多く守護が任ぜられ、山名氏豊臣秀吉にほろぼされてのち、江戸時代には杉原・小出・出石(いずし)などの小藩分立。明治四年(一八七一)の廃藩置県豊岡・出石・村岡の三県に分かれたが、まもなく豊岡県に統合され、同九年に兵庫県に編入された。但州
    1. [初出の実例]「多遅麻(タヂマ)の国に到り」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「但馬」の解説

たじま【但馬】

兵庫の日本酒。酒名は、兵庫県北部の旧地名で、但馬杜氏発祥の地「但馬」に由来。「天」は精米歩合48%で仕込む大吟醸酒ほか純米吟醸酒純米酒などがある。平成7、25、26年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦など。仕込み水は粟鹿山の伏流水蔵元の「此の友酒造」は元禄3年(1690)創業。所在地は朝来市山東町矢名瀬町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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