木川郷(読み)きのかわごう

日本歴史地名大系 「木川郷」の解説

木川郷
きのかわごう

和名抄」高山寺本は「岐乃加波」(キノカワ)、東急本は「木乃加波」と訓ずる。天平勝宝五年(七五三)六月一五日の仕丁送文(正倉院文書)にみえる栗太郡木川郷戸主の大友曰佐椋麻呂は、滋賀郡大友おおとも郷を本貫地とする渡来系氏族大友氏と同族であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android