木挽き歌(読み)コビキウタ

デジタル大辞泉 「木挽き歌」の意味・読み・例文・類語

こびき‐うた【木×挽き歌/木×挽き唄】

木挽き職人がのこぎりで木をひくときにうたう仕事歌

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精選版 日本国語大辞典 「木挽き歌」の意味・読み・例文・類語

こびき‐うた【木挽歌・木挽唄】

  1. 〘 名詞 〙 民謡一つ。木挽職人が鋸(のこぎり)木材を挽くときにうたう歌。中に鋸のリズムを思わせる囃詞(はやしことば)がある。

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世界大百科事典(旧版)内の木挽き歌の言及

【木挽】より

…このほか,山村の農民で農閑期の副業としてこれに就労するものもいて,ノキバコビキ(軒場木挽)と呼んだりした。労働歌としての木挽唄が各地に残っていて,民謡の一分類にもなっている。歌詞に全国共通のものが多く見られるが,そのことから彼らの行動圏が意外と広かったこと,作業形態がほとんど同様であったことを知るのである。…

※「木挽き歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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