木枯・凩(読み)こがらし

精選版 日本国語大辞典 「木枯・凩」の意味・読み・例文・類語

こ‐がらし【木枯・凩】

〘名〙
① (木を吹き枯らすものの意) 秋の末から冬の初めにかけて吹く、強く冷たい風。木枯の風。《季・冬》
古今六帖(976‐987頃)一「木がらしの秋のまつ風吹ぬるをなどか雲居に鷹の声せぬ」
すりこぎをいう女房詞
女重宝記(元祿五年)(1692)一「れんぎは こがらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android