コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

木枯 こがらし

世界大百科事典 第2版の解説

こがらし【木枯】

都山流尺八楽の本曲の一つ。1923年11月,都山流流祖初世中尾都山の作曲。関東大震災ののち,一面焼野原と化した東京の芝公園の丘の上に立ち,吹きすさぶ木枯しにあたって万感胸に迫り,即興的に作曲した。尺八独奏で,全曲1段構成。4/4拍子でとおしているが,遅いテンポからだんだん速くなる。小品ではあるが,荒涼・寒けさなどの情感が美しく表現され,都山流本曲中の名曲の一つといわれる。【上参郷 祐康】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

木枯の関連キーワード木の葉落とし・木の葉落し帰って来た木枯し紋次郎市川 新蔵(5代目)群馬県太田市藪塚町シンケングリーン中尾都山(初代)吹き通す・吹通すだれかが風の中でネクラマテング小田部 通麿木枯し紋次郎木枯らし1号十二の練習曲木枯らし一号芥川 隆行吹き合はす安田 公義山口誓子坂口安吾中村英子

木枯の関連情報