木枯(読み)きがらし

精選版 日本国語大辞典 「木枯」の意味・読み・例文・類語

き‐がらし【木枯】

  1. 〘 名詞 〙 生木(なまき)を乾燥させること。
    1. [初出の実例]「木枯(キガ)らしがしてござりますれば、早速仕上げて明日にも、納めまするでござりませう」(出典:歌舞伎・鏡山錦栬葉(加賀騒動)(1879)四幕)

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改訂新版 世界大百科事典 「木枯」の意味・わかりやすい解説

木枯 (こがらし)

都山流尺八楽の本曲の一つ。1923年11月,都山流流祖初世中尾都山の作曲。関東大震災ののち,一面焼野原と化した東京の芝公園の丘の上に立ち,吹きすさぶ木枯しにあたって万感胸に迫り,即興的に作曲した。尺八独奏で,全曲1段構成。4/4拍子でとおしているが,遅いテンポからだんだん速くなる。小品ではあるが,荒涼・寒けさなどの情感が美しく表現され,都山流本曲中の名曲の一つといわれる。
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