木賀[温泉](読み)きが

世界大百科事典 第2版の解説

きが【木賀[温泉]】

神奈川県西部,足柄下郡箱根町にあり,早川に沿う温泉単純泉,38~91℃。江戸時代から箱根七湯に数えられ,正保年間(1644‐48)には将軍家に湯が献上された名湯である。早川の峡谷美は木賀渓谷の名で知られ,紅葉の時期がとくによい。明治初期に陸軍教官として来日していたフランス人ルボンがしばしば滞在したところで,その記念碑がある。箱根裏街道に沿い早くから栄えたが,早川のはんらんなどで現在は旅館2軒のこぢんまりとした温泉になっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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