木賊葺き(読み)トクサブキ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「木賊葺き」の意味・読み・例文・類語

とくさ‐ぶき【木賊葺】

  1. 〘 名詞 〙 木賊板で屋根を葺くこと。また、その屋根。〔随筆一話一言(1779‐1820頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の木賊葺きの言及

【板葺き】より

…屋根を木材の板で葺くことをいい,日本建築では板の寸法,形状,葺き方によって,柿(こけら)葺き,木賊(とくさ)葺き,栩(とち)葺き,長板葺き,木瓦葺き,石置き板葺きなどがある。柿葺きは木羽(こば)葺きともいい,長さ30cm前後,厚さ3mm前後のサワラやスギの手割り板を竹釘を使って細かく(3cm前後の葺き足)葺くもので,板葺きの中では最も高級で品が良い。…

【社寺建築構造】より

…材料としては,瓦,檜皮(ひわだ),柿(こけら),茅(かや),銅板が普通であるが,古くは寺院は瓦葺き,神社は茅葺きが本来の姿で,今日でも伊勢神宮は茅葺きの伝統を伝えている。檜皮葺きはヒノキの樹皮を,柿葺きは薄く割った木片を葺いたもので,柿葺きは厚さ2mmくらいの薄板のものをいい,4~7mmのものを木賊(とくさ)葺き,9~30mmの厚いものを栩(とち)葺きなどという。神社建築では,普通,檜皮葺きや柿葺きを用いる。…

※「木賊葺き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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