木部郷(読み)きべごう

日本歴史地名大系 「木部郷」の解説

木部郷
きべごう

三奈木みなぎの字木部・木部前が遺称地とみられる中世の郷で、三奈木下庄のうち。古代下座しもつあさくら城辺きのへ郷との関連も指摘される。正応元年(一二八八)一〇月三日の蒙古合戦勲功賞配分状(志賀文書/鎌倉遺文二二)に「下庄木部郷」とみえ、豊後国の御家人志賀泰朝は弘安の役の恩賞として当郷二図九里の一五坪から二一坪にある田地五町を与えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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